中国のシルクロード10日間の旅の(一)咸陽市

2012年07月31日中国観光ガイド

10日間中国西部の旅が終わって、7月26日の夜十時半頃、久しぶりの桂林へ帰ってきました。
今度の旅は陝西省、甘粛省、青海省と新疆ウイグル自治区の四つの省を通り、一万キロ以上の道のりを経て、咸陽市、宝鶏市、天水市、蘭州市、西寧市、コルラ、ウルムチとトルファン合わせて八つの町を見物しました。その期間中、黄土高原、青蔵高原、砂漠とゴビ砂漠のそれぞれ違った地形を渡りましました。そして、蒸し暑い桂林の亜熱帯モンスーン気候と全然違った温帯大陸性気候、大陸性高原気候と温帯大陸乾燥性気候を相次いで体験しました。海抜3800メートルに達する祁連山脈と最低気温が10℃まで下がった「日月山」及び最高気温が60℃になった「火焔山」の厳しい条件に耐えられました。また、紫外線が強かったため、日に焼けて、肩の皮がむけました。体重は約三キロ減りました。その努力した結果、今度の旅は収穫が極めて多かったです。今日から各地での見物を時間の順序で皆様にご紹介したいと思います。
 今日は今度の旅の第一のステーションの咸陽市の見物についてご案内したいと思います。
 7月16日の朝8時に社長の黄さんと桂林から西安までのCZ6375便に搭乗し、十日間の旅が始まりました。10時ごろ、予定通りに西安の咸陽国際空港に到着しました。11時頃泊まるホテル「帝都酒店」に着きました。今度の旅の前半は「洛球会シルクロードII―B」グループに参加して見物しました。16日には「洛球会シルクロードII―B」のメンバーが咸陽市の「帝都酒店」に集合する予定で、観光のスケジュールはありませんでした。外のメンバーはまだ着いていないので、12時頃、私たち二人は近所にある地元の名店「西安陳家」へ行って、「羊肉泡馍」(西安の名物)を食べに行きました。夕飯はグループ全員でホテル内で取りました。
咸陽市は4000年以上の歴史のある古い都です。秦の始皇帝が中国を統一した後、ここに都を設けたのです。十年ぐらい前にスルーガイドとして日本人観光客を兵馬俑の見物にご案内する時、咸陽市に来たことがありますが、あまり印象は残りませんでした。今回再び、咸陽市に来て、時間はそれほど長くありませんでしたが、大変いいイメージが残されました。
十年ぐらい前と比べて、今の咸陽市はずいぶん発展しました。新しいビルがぎっしりと建ち並んでいます。町には歩行者は多くなかったので、のんびりした感じがしました。鈴掛けの木の街路樹の下を歩いて、涼しくて、とても快適でした。その外、地元の人のお客好きと熱心さで、私を感動させました。空港で咸陽市内までのを待っている時間を利用して、携帯用電話のために充電をしましたが、バス突然来たので、慌ててバスに乗る際、充電していた携帯用電話をそのまま空港のホールに忘れてしました。途中気が付きましたが、もう諦めました。試して乗務員の姉さんに話したら、大変熱心に連絡してくれました。そして次のバスのスタッフがその携帯用電話を市内まで届けてくれるようにしてくれました。歩行者の人に道を尋ねる時にみんな熱心に教えてくれました。「タクシーに乗りますか」と私たちに声をかけた一人のタクシーのドライバーさんは断られた後、わざわざ車を止めて、バスの乗り方を教えてくれました。本当に感動しました。
西安陳家.咸陽市

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タクシーのドライバーの推薦で「西安陳家」と言う羊肉泡馍」の名店に行きました。「馍」と言うのは中国の北方の人が小麦粉で作った煎餅みたいなものですが、煎餅より厚いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咸陽市は関中平野の中部にあり、市の南に渭水平野とと涇水平野があります。農業は主に麦と棉を栽培します。果物は林檎が美味しくて有名です。工業は主に紡績と電子工業があります。中国で一番大きいブラウン管の工場があります。
西安陳家

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店の玄関に立っている女性は女将さんでお客さんを出迎えていました。普通私は店の写真を撮る時にはよく断られましたが、その店の写真を撮る時、撮らせてくれる同時にとても熱心に店のことを紹介してくれました。サービスはよかったです。
西安陳家.その店の写真
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
西安旅行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店のなかは西部の特色のある赤色で飾っています。
西安旅行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お客さんが多かったです。
西安

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でっかい馬車の車輪で店を飾って、なかなか西北地方の特色があります。
でっかい馬車の車輪で店を飾って

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イスラム教の家族のスタッフがいました。
西安旅行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


西安旅行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


西安旅行
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

馍」を細かくちぎって、「羊肉」のスープに入れて、そのスープを十分吸収させて、美味しく食べられます。普段は食べながら「馍」をちぎりますが、残念ながら店の人はサービスが良すぎて、「馍」を全部ちぎってくれたので、自分でちぎる楽しみができませんでした。

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コメント(2)

作者:( 「ふれあい中国」)

お客様からのコメント

1江樹2012/08/01 10:08返信

羨ましい。なぜか洛陽に行ったことはありません、西安は何度も何度も、こんな純朴な民風を守っている町が尊敬すべきです。いつか必ず行ってみたいな。 次の報道を楽しみに待っています。

  • 2012/08/01 17:02

    [江樹」さん、こんにちは。わざわざコメントをくださって、ありがとうございます。中国の東部はよく行きましたが、西部にはあまり行くチャンスはなかったです。咸陽市の他、あとの町は私にとってみんな初めてでした。今度の旅はほんとによかったです。西部は私たち東部と比べて豊かではありませんが、西部の人間は私たちよりリッチな心をもっていると思います。咸陽市の市民に敬意を表したいと思います。

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