桂林の「中国式の歩道渡り」に「ノウー」と言っています
2013年05月20日桂林の生活
筆者が今日町に出てみたら、信号機のある交差点で「中国式の歩道渡り」に「ノウー」という看板が立てられたのは初めて見えました。その内容を詳しく見ると「通行人は赤信号機を無視して歩道を渡ると罰金10元で、非機動車(大体自転車や電気自転車のことを指す)は赤信号機を無視すると罰金50元である」という意味がわかりました。正直に言わせていただきますと心から大歓迎のことです。
確かに「中国式の歩道渡り」(信号機を無視して渡ること)についての話題はとうの昔からいろいろと議論されてきましたが、賛否両論に終わったりうやむやになったりしてしまいました。車などの自動車に対する処罰の法律がとっくにできていますが、信号機を無視して歩道を渡る通行人や信号機無視の自転車などに対してはそう簡単には処罰に関する法律がまとまらないようでした。しかし中国では車の増加につれて通行人が昔のように勝手に歩道を渡ることができなくなったのは事実です(信号機に慣れた外国人も交差点では迷ってしまうこともよくありました)。交差点で信号機無視による人身事故も日増しに増えてきたと思われます。車による事故から通行人を守るために「中国式の歩道渡り」を厳しく規制する必要と時代がやってきました。
筆者が交差点の場所で少し観察しましたが、ほとんど昔のように適当に(いい加減に)信号機を無視して渡る人がいなかったのでした。これは非常に好ましいことです。10元の罰金はそれほど高価な金額ではないですが、それにより市民一人ひとりの交通安全意識を高めることにつながれば何よりのことだと思います。
中国式の歩道渡りに「ノウー」と言っています。今、桂林の主な交差点でこのような看板が設置され、通行人に注意しています。
「通行人は赤信号機を無視すれば罰金10元、非機動車は赤信号機を無視すれば罰金50元」
よく見ると通行人は、みな真面目に信号機を守って渡っています
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コメント(2)
作者:( 「ふれあい中国」)
こんにちは、陸さん! 日本も、沖縄や奄美地方が梅雨入りいして、蒸し暑さが少し出てきました。 こちらから中国に行くと、道路の横断も面食らう所ありますからね、やたら人々が道路横断していますから、秩序はどうなっているのかと疑問に感じます、でもそうして行かないとダメな世の中になっている所もあると感じてしまいます、この前ニュースで北京で、信号無視での横断に罰金支払いと出ていたので、中国全体での法令施行のようですね、道路を人と車の分離しておく方が安全保てますからね、どんどん交通マナーが良くなればいいですね。 まだまだ、中国は人優先と言うより、車が優先されている社会とも感じてしまう所あります、自動車学校での教習でやはり人優先を教えて行っていただきたいですね。
imai先生:こんばんは! コメントをいただきましてありがとうございます。こちらの桂林もご承知のように毎日雨が降ったり曇ったりして気持ちも憂鬱でやりきれないです。おそらく6月になってからよくなるでしょうか。でも太陽が照りつけると気温が上がり、炎天下になるのもいやです。 さて昨日の桂林の町で通行人に対する規制がようやくできて気持ち的に少し落ち着いたようです。これからの町はきちんとした交通規制のために人々が交通マナーが良くなればいいです。罰金がある程度人々の行為を是正するのに役に立つことができますが、その自覚が何よりですね。とにかく 桂林の町は期待されそうになりますね。いつしか人間優先の町になり、気持ちのいい観光地になれると信じています。