桂林の両江四湖
2009年04月15日中国観光ガイド
昨晩の夕食後、バスで解放橋まで行き杉湖へ歩いて行きました。夜も9時を過ぎているのですが、まだ散歩する市民や観光客で賑わっていました。「両江四湖」はその名のように二つの河と四つの湖のことをさしています。二つの河とは漓江と桃花江で、四つの湖とは杉湖、榕湖、桂湖、木龍湖です。以前は水が澱んで汚い湖水だったのですが遊歩道を設置し、ライトアップをするなどの改修工事を行い、2002年に現在のような観光名所になりました。
杉湖でひときわ輝いているのは金銀双塔です。銅塔と瑠璃塔に分かれているこの二つの塔は日月双塔とも呼ばれています。杉湖のほとりには四湖ナイトクルーズ乗り場があります。これはライトアップされた両江四湖を船で巡るとてもロマンチックなツアーです。
遊歩道を歩いていると多くの二人連れに出会いました。湖畔の石のベンチは恋人たちの指定席のようです。さらに歩くと榕湖に出ました。ここでは音楽に合わせてダンスを踊る噴水が楽しめます。千年古榕の木(ガジュマル)の下では、二人ずれのおばさんがおしゃべりに夢中になっていました。桂湖まで行くと今までの喧騒が嘘のように静になります。途中、いくつかの橋を渡りました。四湖に架かる橋は世界各国の有名な橋をまねて造ったものだそうです。最後の木龍湖に差し掛かったところ、突然ライトが消されてしまいました。時計を見るともう10時を過ぎていました。私を楽しませてくれた木々たちも、もう眠る時間ですね。おやすみなさい。
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作者:( 「ふれあい中国」)
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