桂林の街にマッチする公共自転車

2014年09月23日桂林の生活

桂林では10月1日から「公共自転車」と呼ばれる乗り物が登場することになります。この自転車は市内の主な幹線道路に設置され、とても目立つ色のオレンジ色で通りがかりの人々の目を思わず引きます。自転車のボディに「低炭出行、緑色生活」という文字があり、まさにこの環境保護の時代に応えています。これから一部の市民や観光客に利用されることが期待されそうです。桂林は中国でも世界でも名高い観光地の上、自然の豊かな街です。街がそれほど広くなく坂道もほとんどないです。自転車で回るとどこにでも気軽に行けるのです。至る所に観光に適する公園があり、自転車で行くのに最適な距離ではないでしょうか。大都市らしい混雑さや騒がしさもなく街に出るとどこからともなく長閑な雰囲気が漂っています。そして緑も多く、漓江という川が街の真ん中を悠々と流れていき、両側の山を映しています。街の郊外に世界でも有名な「国賓洞」と呼ばれる蘆笛岩などの観光地があり、いずれ自転車で回るのも遠くはありません。このように自転車で桂林の山水の数々を満喫して体にも自然の保護にも最高だと思います。現在ネットの普及につれて観光に個性的な需要がどんどん増えてきています。

聞くところによると、乗る金額は最初の一時間は無料で一時間以上は有料になるということです。ただ使用カードは先に買っておき、そのカードにデポジットが要ります。全部回ってからその最後に勘定するというシステムを導入されたそうです。

この自転車がもちろん桂林の観光には向いているが、ただ一つだけ筆者の気がかりになります。それは雨が多い桂林で屋根がないまま露店に置くだけでは大丈夫でしょうか。あんな立派な自転車に屋根を仕掛け、大事にすればよほど良いことではないでしょうか。

桂林の街にきちんとして並んだ自転車は街の「表情」を少し変えたようです。ただ屋根がないのは気がかりです。

市民にとってこの機械は新しいものかも知れません

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コメント(2)

作者:(董文利 「ふれあい中国」)

お客様からのコメント

1有頂天2014/09/29 09:20返信

初めまして。いつも拝見させて頂いております。 屋根がないのは確かに気がかりです。 雨風を浴びて時間が経つと自転車が劣化しそうです。 しかし、このような設備は日本の地方都市よりもよほど進んでいます。 やはり指導者が決定すれば、 導入するのは本当に早いですね。

  • 2014/10/16 07:28

    コメントをいただきましてありがとうございます。筆者がこのブロッグを投稿した時に、自転車の具体的な使用料金がまだ出ていなかったですが、二週間ほど経った現在は金額がありました。それはやはり最初の1時間目が無料で、あとは1時間の利用に1元かかるということです。一日の利用でも多くとも10元で計算するそうです。料金は良心的で全然高くないと思います。話によると現在なんと5000人以上の利用者が登録され、結構人気が高いということです。「有頂天」さんももし桂林を訪れた際、これに乗ってみていかがですか?大変便利だと思いますから。

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