西山―桂林西山公園の見物(二)
2016年09月30日中国観光ガイド
西山は西峰、観音峰、魚立峰、千山の四つの峰からなっています。一番高いのは107mの西峰ですが、主峰が観音峰です。西山は唐代に仏教の聖地で、当時の中国南方で最も有名な寺院―西慶林寺がありました。
20分ぐらい登って、西峰亭があり、街の景色が一見見下ろすことができました。あずまやの周りは平らの台で、もしかしたら、西慶林寺がそこにあったかもしれません。更に5分間登って、階段のすぐ左側の岸壁に様々の仏像の石刻が現れてきました。それは唐の調露元年(679)に李実が作った毘盧遮那仏です。西山は現在仏壇が90箇所、大小様々の仏像が200余点あります。千何百年以来、かつて繁華だった西慶林寺が特に潰れてしまいましたが、仏さんたちがずっと笑顔で世間の人々に向かってきました。
下山のところ、やっと一人の観光客に出会って、思わず挨拶をしました。登山には分け道がたくさんありましたが、不思議な所に下山したとき、またスタートの所に戻りました。
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作者:(陸耀雲 「ふれあい中国」)