中国伝統的な祝日――元宵節
2017年02月10日中国文化
元宵節(げんしょうせつ)は旧暦の新年から15日間が過ぎた日(農暦1月15日)で、新年になってから初めて満月が見える夜だと言われているため、その日は家族団欒で満月のような丸いゴマ団子を食べることになっています。
甘くて美味しい黒ゴマ団子
元宵節は2000年あまり前の秦の時代まで遡ることができ、旧暦正月15日を元宵節と正式的に指定されたのは漢の時代でした。
地方によっては、家族で満月を観賞したり、灯籠を揚げたり、なぞなぞゲームをしたり、獅子舞表演を行われたりする習慣があり、とても賑わいながら過ごしています。
今年の元宵節は明日の2月11日で、現在、秦皇島市北戴河区で灯篭まつりがすでに開催されているところです。酉年に、大きな鳥模様の灯籠が造られています。美しい灯籠に引きつけられ、沢山の市民が足を運んできています。
数えきれないほど数多くの灯籠がすでに全国各地に現れています。
なぞなぞゲームの問題が書いてある用紙は灯籠の下に掛けられています。当たったら賞品ももらえるので、いつも人気を集めています。
2008年6月に、元宵節は第二回国家級非物質文化遺産に入選されていました。この中国の伝統的な祭りをこれからも子々孫々に伝わっていき、より多くの人々に知ってもらえたらと思われています。
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作者:(彭旻瑋 「ふれあい中国」)
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