​広済門城楼

   広済門城楼は民間俗称の「東門楼」で、広東省潮州市湘橋区東部に位置しています。真向かいは広済橋で、潮州の古城の7城の門楼の首です。現在は一階と二階は広済橋史陳列館です。広済門城楼は潮州古城の東西要衝を扼しています。潮州城区の保存が完全な古い建物です。明の洪武三年(西歴1370年)に建てられ、600年以上の歴史を持つ古い都市建物で、広州の越秀山の上の鎮海楼と合わせ、美しいと言われています。

   建物は三階に分かれ、幅は五間で、門を下にし内外に通じています。宮殿造りを真似し、重庇な入母屋、ガラスの赤い壁を添え、朱柱格子窓を付け、絵画の棟梁、雄大で壮観に見えます。

   古府城の壁の上にある多くの城楼の中で広済門城楼が一番壮麗で、潮州名城の主要な標識で、また潮州市の北堤の重要な水門になっています。

   広済門城楼の高さはおよそ18.85メートルで、建築総面積はおよそ1192.72平方メートルです。その中の底面の幅はおよそ31.5メートルで、高さは4.25メートルで、奥行きはおよそ19.55メートルです。二階の高さはおよそ4メートルで、幅はおよそ27.9メートル、奥行きはおよそ15.4メートルです。三階の高さはおよそ6メートルで、幅はおよそ25.8メートル、奥行きはおよそ11.7メートルです。三階には南宋紹興四年(1134年)に鋳造された巨大な銅時計があります。広済門城楼の南北に沿い、2000メートル以上の古い城壁と竹木の門、上水門、下水門の三つの古城楼があります。