龍岩観光

龍岩市は福建省の西に位置し、三明市、泉州市、漳州市、江西省贛州市、広東省梅州市と接し、海に近い内陸の町の中にアモイまで一番近い町で、アモイから142キロメートル離れた都市です。

名前の由来については、町から離れた2キロメートルの麓にカルスト洞窟があって、石のしわが龍みたいので「龍岩洞」と名付け、それによって町は龍岩市と呼ばれるようになっています。

龍岩市は悠久の歴史を持ち、文化の濃い土地で、福建省にとって最重要な閩江、九龍江、汀江という三つの川の源です。こちらは遥か昔の時代の「古閩人」の天国、「閩越人」の発祥地、「南海国」の所在地などの名を得ています。また、龍岩は客家人の集まる所でもあります。その濃厚な文化に、張九齢、朱熹、文天祥、徐霞客などの名人が引きつけられていました。

龍岩は総面積が19027平方キロメートルで、総人口が261万人(2015年)います。龍岩は亜熱帯海洋モンスーン気候に属し、平均気温が18.7~21.0℃に対し、平均降水量が1031~1369ミリです。

龍岩は中国共産党革命の旧跡で、主席の毛沢東の時代によく会議に使われていた清の時代に建てた祠堂の古田会議旧跡があります。また、龍岩にある国家歴史文化名城長汀は少数民族の「客家の省都」と言われ、特に2008年に世界遺産リストに入った永定客家土楼は絶対に見逃さない観光地となり、こちらで客家の民族風情が満喫できます。

代表的な人気観光スポットと言ったら、永定客家土楼、連城冠豸山、天宮山、古田会議旧跡、歴史古城長汀、梅花山などが挙げられます。