陽朔県は「一祭二会」を開催

2012年12月12日

陽朔漁火
 
陽朔金柑
 
 
調査によると、陽朔県1212日から15日まで第十四回灕江漁火祭り、第十回金柑交易会及び第二回苗木花卉交易会(略称「一祭二会」)が開かれる。
陽朔県は中国広西チワン族自治区桂林市の管轄区にある町であり、桂林の南に、灕江の西岸に位置している。地元の漁民は夜に出漁する習慣があり、魚類の夜間趨光性を利用して魚を引き付け、網で魚群を囲んでおき、その際に鵜を放して魚を捕らせるということである。
「灕江漁火」は陽朔八景の一つとして昔から広く知られている。1999年から陽朔政府は一年に一度の「陽朔漁火祭り」を開催する。「漁火」、「花火」、「焚火」をテーマとして、文芸演芸、広場での民間文芸演芸、美術、書道、写真展、球技、棋戦、競輪などの文芸娯楽と体育活動を盛り込む。
陽朔県は金柑の産地であり、およそ140年の栽培歴史を持っています。特定の気候と土壌状況を備え、また先進的な栽培技術を持っており、陽朔金柑は形が大きく、色が奇麗、品質が優良だという特徴として中国で品質の最も良い金柑と称されている。国内外で名を馳せている。
陽朔県の苗木花卉の栽培が速やかな発展を遂げ、栽培面積は3万余ムー(1ムーは6.67平米に当たり)にわたり、年産量は約5000万本である。地元の特産である木犀、金柑、栗、柿、ザボンなどの苗木が供給が需要に応じきれない人気ぶりである。目下、陽朔県は中国華南地区最大の花卉苗木市場となっている。