桂林で大発見ー文市石林見物
2012年03月02日中国観光ガイド
桂林 雨 7~10°
先日、桂林の近くの灌陽県文市鎮に行きました。文市鎮の石林と月嶺村古屋はとても有名で、ずっと前から行きたかったですが、チャンスに恵まれてないので中中行けませんでした。今年の旧正月の前、友たち同士と行くつもりでしたが、天気が悪くてキャンセルしてしまいました。今度はやっとその願いが叶いました。
桂林から文市鎮まで往復して六時間もかかります。朝8:00に桂林市から出発しました。昼11:00頃予定通りに文市鎮に着きました。文市鎮は「黒白根大理石」の故郷として有名で、町の中に大理石の石材加工場がいくつかあります。町から石林が遠く見えました。私たちはまず石林の見物をすることにしました。
文市石林は周囲五キロメートルぐらいで、典型的な剣状カルスト地形です。専門家の話によると桂林は昆明より気温が熱くて、雨量も豊富なので、文市石林は雲南の路南石林より形成する過程がもっと複雑で、石の形も更に変わっているそうです。約四十分ぐらい歩いくと文市石林に着きました。文市石林はほとんど開発されていない状態で、周りはすべて畑でした。数千万年にも浸蝕されて、石灰岩は人間や馬や鷹など千姿百態な形をして、生き生きしています。これなどを見て、おもわず大自然の神技に感動しました。
文市石林へ行く途中見た石で建てた民家です。
訪問者(976)
コメント(2)
作者:( 「ふれあい中国」)
次の文:桂林灌陽県月嶺村のご案内
文市鎮の石林と「月嶺古村民居」の記事、興味深く読よまさせていただきました。桂林駅、桂林バスターミナルから100kmのところにある古村なのですね。東にあと20kmと走ると都龐嶺山脈越えになり、湖南省、仙子脚村(道県)に至る急峻な桟道を行くことになりますね。月嶺古村民居からは、進士が12人、挙人23人を輩出するなど宋、明初からなかなかの学問を大事にしてきた村であることがわかりました。700年の伝統が息吹いてきたのですね。広西文化圏というより、湖南文化圏にあったように記されています。桂劇の発祥もここから起こり、皮黄劇と融合して、桂劇として今に伝わったと案内されています。桂地方劇のルーツは「月嶺古村」から起こったのですね。まことに勉強になります。文市の奇岩が屹立する風景は「なんだこりゃ」という感じがいたします。山越えの道端からは近くに「韭菜嶺」(2009m)を望めますね。羊腸のような曲がりくねった山道を登りきり、湖南の下界を見たときの感動は如何なものでしょう。 健脚が保障されている今のうちに馳せ参じたい!
先生、いつもコメントをいただき、ありがとうございました。いろいろ古村と古鎮へ行きましたが、ここは最も感動させたところでした。十八歳の若さで未亡人に史氏は当時の社会の背景で一人の女性の弱い力で子供を立派な人間に育てた子はどんな辛抱をしたのが想像できないです。そして、唐景涛氏も母親の期待に背かずに一生懸命に勉強して、挙人の試験に及第し、県知事になるまで出世した後、養母の恩を忘れずに養母のために孝節坊を建てたことは実に素晴しいことです。感動しました。現実の社会はこのような中国数千年の伝統的な精神と道徳が欠いていると思います。