風光明媚の資江の川下り「桂林市資源県の旅(一)」
2012年08月20日中国観光ガイド
資源県は桂林市の東北部にあり、桂林から約100キロぐらい離れています。資源県はミオ族とイオ族の少数民族の集中する所です。龍勝県と三江県と比べて、資源県の観光はまだ開発が遅れている状態です。観光客は多くありません。日本人の観光客はさらにすくないです。でも、そのおかげで、資源へ観光に行く観光客は奇麗な水と新鮮な空気が楽しめます。
朝の7時半頃、私たちはホテルを出発して、約3時間ぐらい車に乗って、10半頃、「資江下り」の船乗り場に着きました。私たちを見て、係員の王さんが喜んで出迎えてくれました。船着き場には人が少なかったです。私たちのほか、別の観光客がいませんでした。貸切で「資江下り」ができて、良かったです。
資江は昔「夫夷水」と言い、中国の華南地区の一番高い山-猫児山から源を発しています。資江は桂林のほかの川と違って、南から北へ流れ、洞庭湖に流れ込み、長江水系に属しています。(桂林の川はほとんど北から南へ流れて、珠江水系に属している)。歴史の中で、資江は湘桂(湖南省と広西省)地域の重要な商業通路でした。両岸の岩には今にも当時の船を引く紐の痕跡が残っています。
10時40分ごろ、「資江下り」が始まりました。川面は鏡のように穏やかで、両岸の青緑の木々が水面に映っていていて、綺麗でした。静かな水面はスクリューで、一筋の白い波が散りました。珍しいイトトンボがボートに追いかけて、お互いに戯れていました。最高気温は36℃もありましたが、川風が吹いていたので涼しく思いました。途中、たまに、魚釣りと田螺をとる人が見られました。農家の家はあまり見えませんでしたが、放し飼いの山羊、牛、馬と家鴨がいたので、両岸に人が住んでいるでしょう。山山には人工栽培の孟宗竹の竹林がよくありました。灘と川の中にある大きい石を通る時に船はいつも激しく揺れて、波の飛沫が船にかかってきて、楽しかったです。
「資江下り」は1990年から始まりました。私は十年ぐらい前にゴムボートに乗って「資江下り」をしたことがあります。22.5キロの水路は4、5時間もかかりました。水鉄砲と柄杓でほかの観光客と戦いました。よく日に焼けたので、数日経って、顔も背中も皮がむけました。現在はほとんどエンジンの付いた鉄の船に変わりました。
12時10分ごろ終点の船着き場に着きました。約1時間半ぐらいかかりました。
十年前に資江下りの終点はここでした。
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作者:( 「ふれあい中国」)