畳彩山
2009年04月22日中国観光ガイド
まだ4月というのに、今日は太陽の光がとても強いです。街に出れば、若い女性のミニースカート姿が目立ちます。桂林は日本より南に位置するため紫外線も強烈です。この時期に桂林にいらっしゃるお客様は、帽子や日焼け止めクリームなどの対策をなさった方がいいと思います。
今日は畳彩山についてちょっと書きたいと思っています。畳彩山は桂林市の北寄り、漓江右岸(西岸)にあります。昔は麓に金木犀がたくさん栽培されていたので、桂山と呼ばれていました。また山の中腹に瓢箪の形をした洞屈があるため、風洞山とも呼ばれていました。近代になってから、岩肌の地層が何重にも折り重なっているように見えることから、畳彩山と呼ばれるようになりました。高さは約170mでそれほど高くありませんが、展望台に上ると桂林市内の絶景が一望できることから人気になっています。
入場門を抜け、階段状の登山道を一歩一歩登っていきますと、頂上の明月峰までは30分ほどで到着できます。そこから桂林市街が一望でき、さらに奇峰の連なった桂林山水画の世界を身近に見ることができます。天気のよい日には遠くの山並みまでクッキリと見通すことができます。また雨の日には、風景が遠く霞んで見える景色にも趣がでます。
暑い日に登る時は、なるべく朝や夕方の涼しいうちに登った方がいいと思います。山に登ると汗をかきますので、ダイエット中の方には昼間がお勧めかもしれませんね。
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作者:( 「ふれあい中国」)