世界自然遺産——崀山巡り

2017年06月22日視察旅行

   2017年5月16日に、私達一行3人は桂林に近い湖南省にある世界自然遺産に登録された崀山へ視察旅行に参りました。

   崀山は桂林から220キロ離れ、国道を利用し車で約4時間半かかります。出る前政府のある関係者の話により、桂林市から崀山までの高速道路は今年8月頃からソフトオープンし、10月1日の国慶節の際に正式的に開通することになるそうです。そうすると、今まで崀山まで4時間半より約2時間半まで時間が短縮し、桂林発の日帰り観光が可能になるわけで、とても便利になります。

   崀山風致地区は湖南省新寧県に位置しており、「天一巷」、「辣椒峰(唐辛子形の峰)」、「天生橋」、「紫霞洞」、「夫夷江」、「八角寨」から成っています。総面積が108平方キロで、中国では「丹霞地形の魂、国家の宝物」と賞されています。2002年5月、中国の国立公園に認定され、2010年8月に世界自然遺産にも登録されました。

天一巷と辣椒峰


天生橋と夫夷江

(写真出典:崀山観光公式サイト

   「丹霞地形」とは今までよく見てきた桂林の山形と山色が違い、崀山の山は色が赤く、山の形は一つの巨大な石からできたように見えます。特に八角寨リフトに乗っていき、岩の頂上にある展望台から見下ろした景色がとても素晴しく、山々の雄大さと美しさに心を打たれました。見る見るうちにみんながうっとりとしており、とても忘れがたい眺めでした。

八角寨

   今回の視察旅行の時間が短かったので残念ながらゆっくり見学できませんでした。今年の秋に桂林からの高速道路が開通してから、ぜひ家族と友達を連れてもう一度崀山を楽しみに行こうと思っております。百聞は一見にしかず、皆さんも崀山へ旅立ってみませんか。私は一日も早く行こうと思い、今から十月秋の旅を楽しみにしております。

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作者:(李翔 「ふれあい中国」)

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