神秘な少数民族部落を訪れる2日間
2018年01月31日視察旅行
1月11日~12日は下見に、高速道路で桂林から貴州の少数民族村「岜沙苗寨」と「肇興侗寨」などに行って参りました。広西省を出たといっても、最近できた高速道路のおかげで速かったです。
朝9時頃、桂林市内から出発で、2017年10月にできた桂林-三江の高速道路を走って行きます。三江を出てから貴州省の高速道路に繋がり、実に便利ですね。
12時に肇興侗寨のチケット販売処に着きました。入場料100元でオフシーズンで4割です。電気カート往復20元は別です。
肇興侗(トン)寨は「中国最も美しい六つの郷村古鎮」に入選されて「トン族の第一寨」の美名もあります。
チケット販売処の近くに何かが建てられていますね。話によって、今年の旧正月交歓夕べ(日本の紅白歌合戦に当たる)の分会場として建てられているそうです。非常にすごいですね、こんな偏ぴな田舎なのに。
10分ほどの電気カートに乗って、肇興侗寨の入口に着きました。
同行の3人(同僚)は町中を歩いています。
少数民族の燻製肉です。農村ではよく食べられるものでしょう。
このような「鼓楼」はトン族村のシンボルになっている建築です。肇興侗寨も鼓楼群(五つの鼓楼有り)によって有名だそうです。
少数民族ショーの劇場です。午前と夜の公演なので、今回は鑑賞できませんでした。
もち米の揚げ物を皆賞味しました。懐かしい味です。
昼食はトン族の名物料理・酸湯魚火鍋などです。スープが大好評でした。
午後2時50分、肇興侗寨を離れて増沖村へ。4時頃、増沖村に到着です。同僚の先輩によって、ある日本人のグループは10年ほど前、鼓楼の研究に何回もこの村に寄ったことがあります。残念ながら、今回の感じはあまり良くなかったと。村にレンガの建物が一杯できて、古い木造の家がちゃんと保護されていないからでしょう。
増沖鼓楼の一階で、村の人々は火を当たっています。寒い季節ですね。
午後5時頃、従江県に向かい、6時半に県城内に着きました。地元の一番よい岜沙大酒店(4星クラス相当)に泊まりました。
12日朝8時40分、ホテルから岜沙苗寨へ移動します。
岜沙苗(ミャオ)寨は従江県城から6キロを離れた山上にあり、五つの寨(村)からなっています。地球で最も神秘な原生態部落の一つで最後の射手部落と誉められています。ミャオ族文化の生きた化石と博物館とも言われています。
岜沙苗寨は現在でも次の習慣を持っています。旧式の猟銃と刀を帯びる(政府の許可が得た);鎌で髪の毛を剃る;樹木を崇拝することなど。
9時に山上の駐車場(チケット販売処)に到着。入場料は民族舞踊ショー込で80元、カート代別で往復40元となります。
岜沙苗寨の入口で猟銃、刀を帯びるおじさんとの写真です。
少数民族の歓迎式。銃を鳴らしてお客様を送迎するのが風俗だそうです。
樹木を崇拝する岜沙苗族の生命樹。
岜沙苗寨の一番偉い人「苗王」との写真。
毛主席(毛沢東)の逝去を記念するためのあずまやです。神秘な伝説もあるそうですが、ここで省略します。
岜沙苗(ミャオ)寨を一望します。
ミャオ族の舞踊ショーを30分ほど鑑賞しました。
鎌で髪の毛を剃っています。
村中で銃を制作しているおじさん。
観景客桟の部屋からの眺めです。段々畑もありますね。
美味しく見えないですが、一番美味しかった昼食です。
観景客桟の経営者からいただいた朝日の写真。その客桟(旅館)に1泊したかった。
大分滞在した後、午後2時、岜沙苗寨にさようならを言って桂林へ戻り、5時半頃に桂林到着、2日間の旅が順調に終了しました。
●関連ツアーを次にてご参照ください。
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作者:(駱継恒 「ふれあい中国」)