西寧の美食

麺片子

棒で伸ばされたのではなく、つまみ出されたのです。形と原料によって、調理方法は異なってなります。細かくて小さい「爪の麺片子」があり、きのこと一緒に煮込んだ「きのこ麺片子」があり、回族の牛羊肉、唐辛子と混ぜて炒めた「焼き麺片子」もあり、農村ではよく食べる「野菜の麺片子」もあります。

                                   

 

牛の臓器スープ

汁の香りが濃く、たんぱく質が高く、栄養が豊富で、胃腸に吸収されやすく、健康に良い食品です。

                                  

 

羊皮のいかだの肉団

羊肉を羊の大腸に入れて中で煮たり蒸したりするものです。地元の水上輸送手段の羊皮のいかだに似ていることから命名されます。肥えていて飽きることがなく、みずみずしい味わいが素晴らしいのです。

                                             


焼きまんじゅう

外部は柔らかくて中身は歯ごたえがあり、甘い香りと塩辛い香りがします。

                                 

 

乳皮

乳皮の制法は新鮮な牛乳を鍋に入れて煮た後、火力を控え、弱火で煮、そして絶えずかきまぜ、水分をゆっくり蒸発させます。牛乳の汁は濃縮し、鍋の底で凝集して円形の黄色い餅となり、涼しい所で陰干し、出来上がります。乳皮は白色に黄色が付き、蜂の巣穴に似て、クリームの香りがあふれて、柔らかくて味がおいしいのです。油がなく飽きることがなく、栄養が豊富です。

                               

 

羊の腹ソープ

洗った羊の腹を水に入れて煮て、ネギ、ニンニク、ショウガなどだしの中に入れて、ネギ、ニンニク、生姜、塩、胡椒、味の素などを加えて煮て味に入るようにします。更にごま油をかけ、香菜や団子糸をふりかけて食べます。羊の腹とだしを合わせてとてもうまいのです。

                              

 

土火鍋

製造に必要な原料は豚足、鶏、団子、干し茸、筍、人蔘 、山椒などで、味が辛くて美味しのです。

                              

 

ヨーグルト

   西寧のヨーグルトは固体のヨーグルトです。固体ではあるが、ヨーグルトは非常にやわらかく、少し酸味があり、飽きません。

                                 

 

甘いぺい

   甘いぺいはチベット高原の極寒中の早熟 の食糧・青稞を加工した食べ物です。酒の香り、穀物の甘さがあります。夏に食べると気を引き立て、眠気を取り除きます。冬に食べると体を温め、食欲を増します。

                                   

 

乾板魚

乾板魚は青海省で産出されるコウ魚を原料とします。湟魚は青海湖の特産物であり、柔らかくて味が美味しいことで有名です。湟魚の内臓をとって、きれいに洗った後、熱した石板や砂浜に大小の順に並べて干し、木板のようにならんだ干し魚の束にします。食用の時、コショウ、トウガラシ、サンショウなど薬味を粉末にしたものと小麦粉の中でペースト状にし、洗浄した乾板魚に塗って蒸したものを食べられます。このようにして作られた乾板魚は、辛みが強くて美味しいのです。