トルファン観光スポット

トルファンの観光スポットについては、次の紹介をご覧ください。人気の観光スポットやカテゴリー別観光スポットでトルファンの魅力を存分にお届けいたします。

自然景観

火焔山

火焔山は新疆ウイグル族自治区のトルファン盆地の北側に位置しており、昔の書籍に「赤石山」と記されたことがありました。具体的な場所が東の?善県にある蘭乾流沙河から西の桃児溝かけての範囲に広がり一匹の巨大なドラゴンのように東西をまたがって見えます。火焔山は真夏になり太陽に照らされますと赤々と見える地面から陽炎が立ち上り、まるで炎が燃えるようになることから名づけられました。地元のウイグル族の言葉で「紅山」といいます。火焔山は東西の距離がほぼ100キロに及び南北が9キロほどになります。平均高さが500メートルに達し、最高峰が831Mほどあります。 火焔山は天山山脈の東...

宗教・信仰・寺

蘇公塔

蘇公塔は「額敏塔」とも呼ばれ、トルファン市から西南に2キロ離れた木納村に位置しております。清の初期に朝廷の名将だった額敏和卓郡王は乾隆皇帝のご恩に報いるとして更にアラーに対する真心を示す目的から立てたものとされます。額敏和卓郡王は自分の功績を後世にも残ろうとして自ら7000両の白銀(当時の通貨名称)を費やし、工事を始めることになりましたが、残念ながら工事が終わらない中、額敏和卓郡王はなくなりました。彼の息子である蘇来曼がその工事を続け、乾隆43年(西暦1778年)に工事を完成させることになりました。 こうして230年余の歴史を持つ蘇公塔は高さ44Mにも上り中...

記念碑・像

ベゼクリク千仏洞(柏孜克里克千佛洞)

へゼクリク千仏洞はトルファン市から東へ約45km、火焔山の中腹に位置している。高昌故城までわずか15km。新疆でも比較的大きく有名な石窟寺院遺跡の一つである。 ヘゼクリク千仏洞は南北朝時代には掘り始められていたといわれる。その後、唐・五大十国・宋・元のおよそ7世紀に渡る長い年月を経て、常に西域仏教の中心となっていた。現存する洞窟は57個、うち40個余りの洞窟に壁画が残っている。総面積は1200㎡。最盛期は回鶻人(ウイグル人の祖先)が高昌を支配していた時代であり、13世紀末に高昌王室が甘粛永昌に移され、トルファンにイスラム教が伝わると次第に仏教は衰退し、ヘゼクリク千仏洞も破壊された。さら...

博物館・美術館

トルファン博物館

トルファン博物館はトルファン市の高昌西路に在り、1989年に落成し、敷地面積が9ムー(1ムーは666平方メートルになる)に及びます。建築面積が2000平方メートルに達する博物館はメインパビリオンと「巨犀陳列館」から構成されています。博物館は設備が完備され、近代的な安全保障施設も揃われています。また大型の透明式の密封した展示用コーナーも導入されています。これらの優れた設備に相応しいレベルの高い館内説明に勤めるスタッフも育成されています。現在、館内に所蔵するものが2387件にも上っています。国の一級とされた文物が135点あり、二級の文物が260点、三級の文物が640点あると言われています。...

陵墓・陵園

アスターナ古墓群(阿斯塔那古墓群)

アスターナ古墓群はトルファン市から東へ約40kmの二堡、三堡郷にある古代高昌王国の官民共同墓地で、およそ3~8世紀の間に造られた1700年以上の歴史を持つ古墓群である。  アスターナ古墓群は、東西に長さ5km・南北に幅2km・敷地面積は10k㎡であり、それぞれの家族や苗字に分けて埋葬されている。全ての墓が斜めの参道と地中墓室を持っており、平面的には甲の字型に形成されているのが特徴。これら古墓群からは書物や絵画、陶器や織物などを始めとする貴重な文物がたくさん出土しており、エジプトのミイラにも引けを取らないほど保存状態の良いミイラも残っている。現在までに十数回にわたる発掘調査を行ったところ、最も...

公園・庭園、動植物園、アミューズメントパーク

カエンズ遊園地

カエンズ遊園地はトルファ市にある312国道から南に2キロ離れたところにあり、1993年5月16日に、正式に国内外の観光客に公開されています。敷地面積が7畝(1ムーは667平米に当たる)に及ぶこの遊園地は、観光客のために、食事や宿泊、観光、レジャー、買物などを提供する総合的な政府の許可を受けた観光施設として機能しています。園内には水の流れが多く配置されたばかりではなく、大木もうっそうと生い茂っているので、景色が美しいです。 ここに来ると涼しくて閑静な雰囲気に溢れた葡萄棚が造った「トンネル」が長く延々とつながっていきます。またきれいな緑のカーペットのように見える...

岩石・洞窟

ベゼクリク千仏洞(柏孜克里克千佛洞)

へゼクリク千仏洞はトルファン市から東へ約45km、火焔山の中腹に位置している。高昌故城までわずか15km。新疆でも比較的大きく有名な石窟寺院遺跡の一つである。 ヘゼクリク千仏洞は南北朝時代には掘り始められていたといわれる。その後、唐・五大十国・宋・元のおよそ7世紀に渡る長い年月を経て、常に西域仏教の中心となっていた。現存する洞窟は57個、うち40個余りの洞窟に壁画が残っている。総面積は1200㎡。最盛期は回鶻人(ウイグル人の祖先)が高昌を支配していた時代であり、13世紀末に高昌王室が甘粛永昌に移され、トルファンにイスラム教が伝わると次第に仏教は衰退し、ヘゼクリク千仏洞も破壊された。さら...

古鎮・古城

交河故城

交河故城はトルファン市から西へ10kmのところにある。南北に長さ約1650m、東西の幅最大300mの古城であり、交河はトルファンの最も古い名称である。この地は古代西域諸国の一つである車師前国の都で、同国政治、経済、軍事、文化の中心であった。交河城はこの車師前国の人々により、2000~2300年前に築かれたものである。13世紀から14世紀にかけての戦乱により、城は激しく損壊したが城内の官署や寺院、仏塔などは比較的きれいなまま残っている。交河城は世界最古の土造建築都市であり、建物の配置は唐朝の都長安にならったとされている。1961年、国の重要保護文化団体に指定された。また、最近の発掘調査によ...

建造物

郡王府

郡王府は新疆ウイグル族自治区のトルファン市から2キロ離れた魯克沁鎮に位置しており、有名な蘇公塔にも近いです。郡王府の土台として1580年に初めて造られたと考えられています。史料によりますと清の初期、額敏和卓が乾隆皇帝に王位を授けられた後、1775年に元の建造物をベースに本格的な王府を目指して大規模な工事に乗り出したというとこです。 敷地面積が約15000平方メートルに達している郡王府は高さ15M、横57M,縦40Mに及ぶ土台の上に築かれたものであり、合わせて100軒以上の部屋から構成されています。宮殿などを巡る建物の面積が約2500平方メートルに及んでいます...

橋梁、河川・滝・湖沼

艾丁湖

艾丁湖は「艾丁」がウイグル語の「月光」という意味であり、艾丁湖は「月光湖」という解釈が一般的です。湖面の形がお月様に見えるからこう名付けられました。また湖面に結晶した白い塩層が太陽に白く輝き、月の世界にも見えるから命名された一説もあります。ここは新疆ウイグル族自治区のトルファン盆地の南に位置し、トルファン市から西南に30キロ程離れる塩湖です。艾丁湖は豊富な塩や?硝が貯蔵され、3億トン以上あると言われます。無尽蔵の化学工業の原料基地だと認められています。艾丁湖のこれらの掛け替えのない資源を有効に利用しようとして湖畔で1959年に七泉湖化学工場を建設することになりました。工場が精製した塩や...

民俗郷土景観

カエンズ民俗園

カエンズ民俗園は新疆ウイグル族自治区のトルファン市から3キロ離れた亜尓郷新城西門村にあります。2000年7月に中外合作による方式で運営しています。敷地面積が延べ14680平方メートルに及ぶ民俗園はカエンズ見学コース、カエンズ博物館、民俗街、民居賓館、葡萄園から構成されており、悠久たる歴史を持つカエンズ文化と地元の独特な民族風味に満ち溢れる民居や宿泊施設、庭園などを見事にミックスする観光施設です。ここは最も中国における民族文化の息吹きに溢れた観光や見学、買物、レジャーなどを目的にする総合的な施設だと言っても過言ではないです。2011年8月23日正式に国の4A 級の観光地に指定されています...